情報化社会の現代、パソコンやスマートフォンなどの発達、急速なIT化が進み、視覚、聴覚、平衡覚などの五感への負担が増してきています。
特に脳は五感によって体の内外の状況を感知します。脳の情報処理が上手くいかなくなると脳がオーバーヒートを起こす状態になります。
脳がオーバーヒートを起こすと思考やカラダの感受性も乱れてきます。

感受性が乱れるとは
例えば
今まで綺麗だと感じていた絵画などが醜く感じる
今まで心地よく感じていた音楽が雑音に聞こえる
姿勢を維持できなくてふらついてしまう
強く握られてもあまり感じない、また軽く握られているのに痛く感じる
など体や思考の感じ方にまで影響を及ぼすことがあります。
当院では脳のオーバーヒートで循環がうまくいかなくなった機能を「あたまとカラダの整体」により回復させることができます。
自律神経が整い、不定愁訴などの症状の改善が期待できるようになります。
あたまとカラダの整体とは

あたまとカラダの整体では、頭蓋骨、仙骨、全身の深筋膜を調整し、脳脊髄液による脳への圧迫ストレスを緩和します。
脳機能を回復させるとともに体幹・四肢から脳への情報の入力路、脳から体幹・四肢への出力路の脳循環回路システムを整えると共に、脳内物質のセロトニンを活性化し、あたまとカラダの機能を整えていく整体法です。
脳脊髄液とは
無色透明で僅かに細胞(白血球)やタンパク質、糖を含み、血液、リンパ液に次いで第3の循環液とも呼ばれています。
脳脊髄液の役割
脳脊髄液は生きていくうえで最も大切な脳と脊髄を満たし、栄養を与えて脳を保護しています。
また脳と脊髄の周りを循環することで老廃物を排泄しています。

脳脊髄液の循環が滞ると
頭蓋骨や脊柱などの歪みが脊髄硬膜を引っ張り、内臓や筋肉を包んでいる深筋膜までもが引っ張られ、捻じれてしまいます。
脳脊髄液の循環が悪くなると頭に脳脊髄液が溜まりすぎます。溜まった脳脊髄液によって脳が圧迫され、脳機能が低下したり誤作動が起こる場合もあります。
その結果、集中力や記憶力、頭痛や耳鳴り、めまい、不眠、冷えなど、ホルモンバランスや自律神経機能の乱れなどが起こります。
スポーツ選手などではパフォーマンス能力の低下など様々な症状を引き起こすこともあります。